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自分にぴったりのシャンパンを選ぼう!
シャンパンは、特別な日のドリンクとして、推して大切な人へのプレゼントとして人気を集めています。
しかし、「種類が多くて、どのシャンパンを選ぶべきか分からない」とお悩みの方も少なくないと思います。
本記事では、シャンパンの種類や選び方、楽しみ方までを分かりやすく解説します。

シャンパンとは?
シャンパンとは、フランス北東部に位置する「シャンパーニュ地方」において、法律に定められた厳しい基準のもとで製造された発泡性ワインのことです。発泡性ワインとは、別名「スパークリングワイン」のことであり、シャンパンはスパークリングワインの一種なのです。
シャンパンとスパークリングワインの違いは、次のとおりです。
シャンパンの特徴
- スパークリングワインの一種
- フランスのシャンパーニュ地方で製造される
- シャンパーニュ製法でつくられる
- シャンパンと呼べるのは、法律の基準を満たしたもののみ
- 長期熟成されており、奥深い味わいが特徴
スパークリングワインの特徴
- 発泡性ワインの総称
- トラディショナル方式やシャルマ式、トランスファー方式などさまざまな製造方法がある
- スパークリングワインは3気圧以上のガス圧がある
- セミスパークリングワインは1~2.5圧
- 泡が細かいものほど高品質
- 白以外にも、赤やロゼなどもある
- 比較的フレッシュな味わいのものが多い
シャンパーニュ地方を含むフランスの各地や世界各国でもスパークリングワインは製造されますが、「シャンパン」と名乗ることはできません。シャンパンは、深みのある味わいと繊細な泡立ちが特徴です。
オリシャン専門店のBubbic(バビック)では、スパークリングワインを使用してオリシャンを製作するため、価格は、1本1,800円からとお求め頂きやすい値段でご提供しております。
シャンパンの味と特徴
シャンパンの代表的な甘辛度は、次のとおりです。


このように、幅広い味わいがあるためあるシャンパンですが、どのタイプを選ぶべきか分からない場合は、定番の「ブリュット」を選ぶのがおすすめです。
シャンパンの価格帯・グレード
シャンパンは、熟成期間、使用するブドウの収穫年によって、主に次のグレードに分類されます。


ノン・ヴィンテージ(ノン・ミレジメ)
ノン・ヴィンテージ(NV)は、別名「ノン・ミレジメ」と呼ばれており、複数の収穫年のワインをブレンドして造られたスタンダードタイプのシャンパンです。
同じような味わいになるように調整されているため、生産者やブランドらしさをしっかりと感じられるのが魅力です。
販売されている多くのシャンパンがこのタイプであり、比較的リーズナブルな価格帯で購入できます。日常使いやカジュアルなギフトとして、そしてシャンパン初心者の方へのギフトとしてもおすすめです。
ヴィンテージ(ミレジメ)
ヴィンテージとは、ボトルに記載された収穫年のブドウのみを使用して造られる特別なシャンパンのことで、別名「ミレジメ」と呼ばれています。特に品質の良かった年のぶどうを100%使用するため、その年の気候や土壌の個性が味わいに反映されるのが特徴です。
最低でも3年間瓶内熟成をするため、深みのある香りと複雑な味わいが魅力の一つ。価格帯の相場は、大体8,000円から20,000円とやや割高ですが、記念日や大切な日などの特別なシーンで楽しむ一本として人気があります。
プレステージ(ミレジメ)
プレステージとは、各ブランド(メゾン)の最上級ラインのシャンパンです。
厳選された出来の良い収穫年のぶどうと高度な技術、そして丁寧に長期熟成することによって造られます。深い香りと滑らかな口当たりが特徴で、シャンパン好きの方たちにとって、まさに「憧れのシャンパン」です。
価格帯は2万円から数十万円と非常に高額ですが、結婚祝いや特別な方へのギフトなどさまざまなシーンで選ばれています。
おすすめのシャンパン銘柄
ここでは、おすすめのシャンパン銘柄をいくつか紹介します。
初心者におすすめのシャンパン
シャンパン初心者の方におすすめのシャンパンの銘柄は、次のとおりです。
- モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)
- ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)
モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)
「モエ・エ・シャンドン」は、年間生産量3000万本を誇る世界でも最大手のシャンパンブランドの一つです。創業は1743年という長い歴史を誇り、世界で最も有名なシャンパンブランドとして知られています。
モエ・エ・シャンドンのシャンパンのなかでもおすすめなのが、定番の「モエ アンペリアル」です。フレッシュな果実味とやさしい酸味のバランスが絶妙で、すっきりとした飲み口を楽しめると、お祝いの席での乾杯やギフトに最適です。
ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)
「ヴーヴ・クリコ」は、モエ・シャンドンと並んで有名なシャンパンの一つです。鮮やかなイエローラベルの印象的なボトルが特徴的で、マダム・クリコの愛称で知られるフランス人女性が築いたことでも知られています。
代表的な「イエローラベル・ブリュット」は、コクのある味わいとキリっとした辛口が特徴です。スッキリとした酸味とフルーティーな香りが感じられ、飲みごたえがあります。魚料理にもぴったりで、辛口がお好みの方におすすめの一本です。
上級者におすすめの高級シャンパン
上級者向けやギフト用としておすすめしたい高級シャンパンは、次のとおりです。
- ドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)
- クリュッグ(Krug)
ドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)
「ドン・ペリニヨン」は、ヴィンテージ・シャンパンのみを手がける特別なブランドです。
ぶどうの出来が特に優れた年だけに生産されるのが特徴で、最低でも8年にわたる長期熟成をさせて完成します。豊かな果実味ときめ細やかな泡が調和した唯一無二の味わいを楽しめるでしょう。
特に人気があるのが定番の「ヴィンテージ」で、別名「ドンペリ白」や「ドンペリ・ホワイト」と称されています。気品あふれるボトルデザインも魅力的で、人生の節目や特別なイベント時にふさわしい一本です。
クリュッグ(Krug)
「クリュッグ」は、他のワイナリーとは異なる独自の製法を採用する知る人ぞ知る高級メゾンです。30年以上使用している古樽を使い低温で長期発酵させることで、重厚で複雑な味わいを生み出します。
クリュッグの代表作である「グランド・キュヴェ」収穫年の異なる10種類以上のヴィンテージを120種類以上ブレンドし、最低6年の熟成期間を経て作られるシャンパンです。ナッツやはちみつのような風味を感じられる一本です。
シャンパンのおすすめの楽しみ方
シャンパンのおすすめの楽しみ方を詳しく解説しましょう。
自宅で楽しむなら冷蔵庫で保管するのがおすすめ
シャンパンの理想的な飲み頃の温度は6〜10℃とされています。飲む前にしっかりと冷やすことで、泡のキメが細かくなり、香りや味わいが引き立つのが特徴です。開栓後はしっかり栓をして、できれば当日中に飲み切りましょう。
グラスにもこだわるとさらにおいしくなる
シャンパンを楽しむためには、グラス選びも大切です。細長いタイプの「フルートグラス」は、きめ細やかに泡が立ち上がります。香りをじっくり楽しみたい方は、白ワイングラスのようなふくらみのあるグラスを使いましょう。
シャンパンはどんな料理にも合わせやすい
シャンパンは「乾杯のお酒」というイメージが根強くありますが、実は食中酒としても活躍する万能なお酒です。シーフードや甲殻類などの魚介料理や、鶏肉や豚肉に合います。さまざまな料理に合わせて、お好みの一本を見つけてください。
コスパの良いスパークリングワインもおすすめ
高級なシャンパンは予算オーバーという方には、手頃な価格で購入できるスパークリングワインもおすすめです。コストを抑えながら豪華な見た目で華やかな気分を楽しめます。
ギフトとして贈る場合は、オリジナルのラベルをデザインした「オリシャン(オリジナルシャンパン)」も選択肢の一つとして検討してみましょう。
オリジナルシャンパンなら「バビック」にお任せください!
シャンパンは、味わいや価格帯、銘柄の違いによって、楽しみ方の幅が広がるお酒です。本記事で紹介したシャンパンの種類を参考にしながら、最適な一本を見つけていきましょう。
シャンパンよりもリーズナブルな価格帯を希望する場合は、手頃な価格で購入できるスパークリングワインがおすすめです。オリシャン専門店のBubbicでは、スパークリングワインを使った「オリシャン」を制作しています。
商品ラインナップにない銘柄やご希望のシャンパン・スパークリングワインがございましたら、ぜひお気軽にご相談・お問い合わせください。


