目次
ホストクラブの飾りボトルとは?人気ボトルや失敗しない運用術までを詳しく解説
飾りボトルは、置くだけの装飾ではありません。
卓の世界観を一瞬で整え、SNSで話題を生み、ホストの提案力を数字に変える仕掛けです。
一方で、高単価ゆえの在庫リスクや、コール基準・空瓶対応・税サ表記など運用面の落とし穴もあるため、注意が必要です。
この記事では、ホストクラブにおける飾りボトルの人気銘柄や相場、シーン別の提案フレーズや写真映えする卓演出と撮影マナーまでを解説します。
ホストの飾りボトルとは?

飾りボトルとは、デザイン性の高い形状や装飾が施されたお酒のボトルのことです。とくにホストクラブやナイトクラブ、高級ラウンジで人気があり、高級感や華やかさを演出するアイテムとして重宝されています。
また、飾りボトルは単なる装飾品というわけではなく、ホストの人気や実力を示すアイテムでもあり、売上を伸ばすための心強い武器ともなります。
中身は、ブランデーやウォッカ、リキュールといったアルコール飲料から、高級ミネラルウォーターなどのノンアルコールまで多様です。
特別な形状やデザインが施されているため、VIPルームの演出やSNS映えするディスプレイとしても活用されています。
ホストクラブやキャバクラで人気の飾りボトルの種類と価格相場

ホストクラブやキャバクラ、ナイトクラブなどで人気を集める代表的な飾りボトルは、次のとおりです。相場は、ホストクラブやキャバクラなどでの販売価格を表記しています。
ここからは、それぞれの飾りボトルの特徴を詳しく解説しましょう。
初回で提案しやすい低価格帯|シンデレラ

シンデレラは、飾りボトルのなかでも比較的リーズナブルな価格で定番のデザインです。
シンデレラのガラスの靴をイメージして作られたボトルは、デザイン性の高いボトルに仕上がっています。
ボトルのなかにはリキュールが入っており、ジュースで割って楽しむお酒です。
カラーバリエーションも豊富なので、好みに合わせたデザインを選べるのもうれしいポイントです。
より派手なデコレーションを希望する場合は、スワロフスキーでデコレーションした「デコシンデレラ」をおすすめします。
デコレーションする内容によって価格は変動するものの、7万円から30万円程度が相場です。
SNS・写真映え|ドルフィン

ドルフィンは、イルカが泳いでいる様子をデザインしたボトルで、躍動感と高級感のある見た目が特徴です。
相場は、15万円から40万円と値は張るものの、爽やかで可愛らしい見た目もあり、男女問わず人気を集めています。
ドルフィンの中身はオーク樽熟成されたブランデーが入っており、マイルドで香り高い味わいが特徴です。
ブランデーがあまり得意ではない方やブランデー初心者の方でも楽しめる味わいといえるでしょう。
長年愛されるロングセラー|カミュブック

カミュブックは、本をモチーフにしたデザインの飾りボトルで、男性はもちろん、女性にも高く支持されています。
カミュブックの相場は15万円から40万円で、コニャック(ブランデー)が使われているのが特徴です。
カミュブックと一言で言ってもさまざまなデザインがあるものの、とくに人気なのが「ナポレオン」が描かれたものです。カミュブックのナポレオンには、最高級で高品質を誇る世界三大コニャックが使用されています。
アルコール度数も40度とかなり高いものの、高級酒の味を堪能するためにもストレートで飲むのがおすすめです。ストレートで飲めない方やお酒の弱い方は、ジュースと割ってカクテルのようにして楽しんでください。
イベントでの鉄板|フォーチュンハート

フォーチュンハートは、ハート型のボトルが可愛らしい飾りボトルです。キラキラと輝くデザインが、高級感を演出します。
ボトルのなかには、高級ブランデーの「アルマニャック」が入っており、口当たりもよく、女性でも飲みやすいのが特徴です。相場は、30万〜50万円と割高に設定されています。
ハートは、愛や祝福を象徴する形とされており、誕生日祝いやお店の周年祝いといった特別なシーンでも人気です。
かわいさとインパクト抜群|テディデキャンタ

テディデキャンタは、ぬいぐるみとしても人気のあるテディベアをモチーフにした定番の飾りボトルです。
テディの種類にはさまざまなタイプがあり、レアなアイテムや新作アイテムのコレクターもいるほど人気を集めています。
相場は20万〜30万円ですが、かわいい見た目とインパクトから多くの人たちから支持を集めています。
高級感でVIP向け|ルイ13世

出典:【公式】大黒屋 質吉祥寺買取センター 金・プラチナ・ダイヤモンド・時計・ロレックス 買取強化中! @7kichijoji_dky
ルイ13世は、圧倒的な存在感と高級感を持つVIP向けの特別なボトルです。
ボトルのなかには長期熟成されたブランデーが入っており、最高級の味わいを楽しめます。 最高級ブランデーの代名詞ともいわれているだけあり、相場は180万〜300万円とかなり高額です。
ホストクラブやキャバクラでも滅多にお目にかかれないクラスの高級ボトルのため、卓に置くだけで一目置かれること間違いないでしょう。
希少性と芸術性がトップクラス|ヘネシーリシャール

出典: 大黒屋 池袋東口買取センター【公式】金・ロレックス買取強化中!@池袋/豊島区 @daikoku_seibu
ヘネシーリシャールは、世界的に評価される超高級ブランデーの一つです。
バカラ製のクリスタルガラスを使ったボトルは、希少性や芸術性ともにトップクラスの逸品とされています。
ボトルのなかには、コニャックの三大銘柄である「ヘネシー」が入っており、最高峰のブランデーを楽しめるでしょう。
相場は、300万〜500万円と高額ですが、ナイトクラブや高級ラウンジで特別なVIPゲスト向けに提供されることが多いボトルです。
お酒が弱い客層向け|フィリコ
スワロフスキー・クリスタルでキラキラと装飾されたボトルに、高級ミネラルウォーターが入ったノンアルコールの飾りボトルが「フィリコ」です。
お酒が飲めなくてもテーブルを豪華に演出し、「映え」を演出できるのが最大の魅力です。
「担当の売上に貢献したいけれど、無理はさせたくない」「自分がお酒が苦手」といった双方の悩みを解決する画期的な選択肢として人気を博しています。
お店での価格相場は5万〜20万円程度です。
天使の羽や王冠などのモチーフ、サンリオとの限定コラボ商品は世界観を作りやすく、SNSでも話題になります。ただし、取り寄せに時間がかかる場合があるため、事前の相談がおすすめです。
【目的・シーン別】ホストが提案したいおすすめ飾りボトル

飾りボトルは、お客様への気持ちを形にするバロメーターであり、卓を彩る最高の演出アイテムです。
しかし、ボトルの種類が多すぎて「どのタイミングで何を提案すれば一番喜ばれるか」と迷うこともあるでしょう。
ボトルにはそれぞれ価格帯やデザイン、中身といった明確な個性があり、姫のタイプやその日のイベント、予算に合わせて最適な一本を提案することが大切です。
ここからは、お客様の心に響き、売上にも貢献する、目的・シーン別のおすすめボトルと具体的な提案のコツをご紹介します。
はじめての飾りボトルにぴったりなシンデレラ
シンデレラはその名の通り、ガラスの靴をかたどったボトルが何よりの特徴です。まるで魔法がかかったような可愛らしい見た目は、テーブルに置くだけで圧倒的な華やかさと写真映えを演出します。
さらに魅力的なのは、手に取りやすい価格帯です。相場は3万円から5万円ほどとなっており、高すぎず、かといって安っぽくもない、ちょうどよい価格設定が人気となっています。
ホストにとっても、自信を持って提案できる定番アイテムです。たとえば、「まずはシンデレラで、今夜の楽しかった気持ちを形に残しましょう」といったように、無理なくロマンチックに提案しやすいのがメリットです。
どの飾りボトルを提案するか迷ったら、卓の雰囲気を一気に盛り上げ、特別な思い出を作るのに外せない一本として、シンデレラを提案してみてはいかがでしょうか。
ドルフィンなら写真映え間違いなし
ドルフィンボトルは、立体的なイルカのデザインが魅力です。卓上に置くだけで圧倒的な存在感を放ち、一気に空間を華やかに彩ります。
何と言っても写真や動画でのインパクトが抜群で、SNSにアップすれば「どこで飲んだの!?」と話題になること間違いないでしょう。拡散性も非常に高く、姫の「映えたい」という気持ちを確実に満たしてくれるボトルです。
価格帯は10万円〜20万円前後と、シンデレラよりも少し高値であるため、とくに盛り上げたい特別な瞬間に提案するのが効果的です。
「このドルフィンなら、今日の一夜が本当に特別な思い出として、鮮やかに残りますよ」と、インパクトと記憶を結びつけて提案しやすいボトルになっています。
フィリコならノンアルでも映える
宝石のように輝くボトルで知られるフィリコは、見た目の華やかさに加え、中身が高級ミネラルウォーターである点が大きな特徴です。
お酒が苦手な姫や体調を気遣う場面でも、アルコールの心配なくゴージャスなボトルを楽しんでいただけるでしょう。
価格は5〜20万円程度と幅広く、装飾や限定デザインも多いため、SNS映えも狙えます。
そして「中身は最高級のお水なので、お酒が飲めなくてもこの最高のボトルで今日を記念しませんか?」と、姫の健康への気遣いを込めて提案できます。
「お酒はちょっと…」という姫の気持ちに寄り添いながら、最高のおもてなしを提供できる、店舗としても導入価値の高いボトルといえるでしょう。
飾って長く楽しむならテディやブック
テディデキャンタは、かわいらしいクマ型で存在感抜群の飾りボトルです。抜群の可愛さと存在感で、置くだけでテーブルを「主役の場」に押し上げてくれるため、明るく、ポップに盛り上げたいシーンに最適です。
一方で、カミュブックは本型のクラシカルなデザインが特徴で、落ち着いた大人の雰囲気や高級感を演出したい卓の演出におすすめです。
どちらもシリーズで展開されており、コレクション的に揃えていく楽しさがあるため、リピート提案につながりやすいのが強みです。
ホストから「次は別の色やデザインを揃えましょう」と声をかけやすく、継続的な売上アップにも貢献します。
最高な一夜にするならルイ13世
ルイ13世は、世界で最も知られる超高級コニャック(ブランデー)であり、ホストクラブにおいてVIP感を象徴する究極の一本です。その価格は100万円を超えることもあり、まさに格別な存在です。
ボトル自体が芸術品のように美しいバカラクリスタル製であり、卓に置くだけで他の追随を許さない、圧倒的なステータスと格を演出します。
そのため、姫の誕生日や周年イベントなど、「最高の一夜を飾りたい」「最高の思い出を形にしたい」という、姫の強い想いに応えたいシーンで提案したいボトルといえるでしょう。
ホストが実践したい飾りボトルが映える卓演出と撮影マナー

飾りボトルは置くだけでも華やかさがありますが、卓上の演出次第で見栄えやSNS拡散力が大きく変わります。
ホスト自身が率先して配置や演出を整えることで、姫にとって「任せて安心できる存在」として信頼を得られるでしょう。
まず基本は、卓の配置バランスです。中央にボトル、その周囲に装花や小物を配置し、伝票はさりげなく隠すようにすると写真に残した際に統一感が出ます。また、照明が当たりやすい位置にボトルを置くだけでも見映えが変わるため、細部への気配りが重要です。
さらに、撮影マナーも欠かせません。他卓や他客が写り込まないようにスタッフと連携し、SNSで安全にシェアできる環境を整える必要があります。店側があらかじめ「撮影時のルール」を明示しておけば、トラブル防止にもつながります。
このような演出やルールを店舗単位でマニュアル化しておくことで、誰が担当しても写真映えが実現でき、店舗全体のブランド力アップにもつながるでしょう。
ホストで飾りボトルを導入するメリットとデメリット

飾りボトルは、お店の売上アップや卓の華やかさに大きく貢献する一方、高額な商品であるゆえに無視できないリスクも存在します。
飾りボトルを戦略的に活用するためには、メリットを最大限に引き出すとともに、在庫管理や資金繰りといったデメリットもしっかりと把握し、対策を講じることが重要です。
ここでは、飾りボトルがお店にもたらす恩恵と、導入前に認識しておくべき注意点を具体的に解説します。
メリット
飾りボトルは、単なるお酒ではなく、卓を彩る特別なアイテムです。見た目のインパクトが大きいものが多く、卓に飾るだけで雰囲気が華やぎ、イベント感を高める効果があります。
また、一度注文された飾りボトルは次回以降の来店時にも卓に並びます。卓に何もなければ、「ボトルを入れてあげていない」という気まずさや不安感を抱かせてしまいますが、飾りボトルがあれば、姫の不安や寂しさの解消につながるでしょう。
さらに、営業トークの幅が広がるのも大きなメリットです。「今日は映えるドルフィンで」「次はブックを揃えよう」といった提案がしやすく、リピート来店や指名強化につなげられます。
結果として、単価アップやSNS拡散、リピート促進など、多方面で売上増加に貢献する存在といえるでしょう。
デメリット
飾りボトルの導入には、いくつか経営上のリスクが伴います。
まず、最大の課題は在庫リスクです。高額なボトルは仕入れ単価も高いため、売れ残りや万が一の破損が発生した場合、店舗にとって大きな損失となります。
また、仕入れコストそのものも重く、イベントシーズンに合わせて大量に仕入れる際は、資金繰りに影響を与える可能性があるでしょう。
とくに希少性の高い限定ボトルなどは仕入れが不安定になりがちで、確実に提供するためには、お客様への事前予約や取り寄せの仕組みを整えておく必要があります。
さらに、飾りボトルは高額商品であるがゆえに、価格競争の比較対象になりやすい点にも注意しましょう。
複数の店舗を回るお客様からは、「あの店ではいくらだった」と比較される可能性があり、安易な価格設定は信頼を損なう原因になります。
そのため、単にボトルを売るだけでなく、価格に見合った特別なサービスや演出といった付加価値をいかに提供できるかが重要です。
ホストが飾りボトルを導入する際に確認すべきルールと運用ポイント

飾りボトルは大きな売上を生む反面、高額ゆえにオペレーション上のトラブルやお客様との認識のズレが発生しやすい側面もあります。
とくに、お祝いの際のコール演出、空瓶の管理、そして伝票の明瞭性に関わるルールは、お客様の満足度とホストのモチベーションに直結します。
現場での混乱を避け、スムーズな運用で最大限の利益を確保するために、導入前に明確に統一しておくべき重要ルールと運用ポイントを確認しましょう。
コール演出の対象となるボトルを決める
飾りボトルの魅力の一つが、コールによる派手な演出です。
ただし、すべてのボトルにコールを付けると運営側の負担が大きくなり、演出自体の価値も薄れがちです。
そこで店舗として「どのボトルからコール演出を行うか」を明確に決めておく必要があるでしょう。
例えば、一定金額以上のボトル、特定の飾りボトル、またはイベント時のみなど、基準を統一することでスタッフ間での認識もそろいます。
ホストにとっても「このボトルならコールがつきます」と自信を持って提案できるため、営業トークのしやすさにも直結します。
空瓶の持ち帰り対応を統一する
飾りボトルはデザイン性が高いため、姫の中には「記念に持ち帰りたい」と希望する方が少なくありません。
しかし、店舗によっては無料対応・有料対応・持ち帰り不可と対応がバラバラで、トラブルにつながるケースもあります。
そのため、事前に空瓶の持ち帰り可否と料金の有無を明確にし、店舗全体で統一しておくことが大切です。
ルールをはっきり伝えることで、顧客も安心してオーダーでき、スタッフも現場で迷わず対応できます。
キープ期限を明確化する
高額な飾りボトルは、一度の来店では飲み切れずにキープされることも多くあります。
キープ制度を導入する場合は、あらかじめ期限を設定しておくことが不可欠です。
一般的には1〜3か月程度とし、期限を過ぎた場合は自動的に破棄、または処分するルールを決めておくとトラブル防止につながります。
さらに「誰の名義でキープされているか」も明示することが重要です。名義が曖昧だと売掛や保管トラブルに発展しかねないため、店としても管理体制をしっかり整備する必要があります。
税サ率や付帯費用を伝票に明記する
飾りボトルは高額になりやすいため、会計時の透明性がとくに求められます。
税金やサービス料(一般的に30〜40%)は必ず加算されますが、顧客からすると「思った以上に高い」と感じやすい部分です。
また、装花代・演出費・持ち帰り費などの付帯費用も、会計時に伝票へ明記することが信頼につながります。
追加料金を後から伝えるのではなく、最初から説明しておくことで、顧客満足度を高められます。
結果的に「このお店は安心できる」という印象を与え、リピート率の向上にもつながるでしょう。
飾りボトルのルールとよくある質問

飾りボトルは売上貢献度が高い一方で、「空瓶の持ち帰り」「初回客への提案可否」「高額な在庫管理」など、現場レベルで判断に迷う具体的な疑問や、お客様とのトラブルの火種になりやすいポイントが存在します。
ここでは、スムーズな営業とお客様満足度を両立させるために、事前に決めておくべきルールと、ホストや店舗運営者から頻繁に寄せられる疑問への回答をまとめて解説します。
空の飾りボトルを持ち帰らせてもOK?
店舗ごとの方針によって対応は異なりますが、多くのホストクラブやキャバクラでは、空になった飾りボトルを記念として持ち帰れるケースがあります。
ただし、中には衛生面や破損リスクを理由に持ち帰り不可としている店舗もあるため注意が必要です。
無料対応とするのか、有料での対応とするのかをあらかじめ統一しておくと、現場での混乱やトラブルを避けられます。
飾りボトルは初回客にも提案すべき?
初回料金システムの範囲内では、飾りボトルの注文ができない店舗が多いのが実情です。
もし初回客に提案する場合は、通常料金に切り替える必要があることを事前に説明しておくことが必須です。
基本的には正式指名が入ってから提案する方が自然で、お客様にとっても受け入れやすいため、営業トークのタイミングを見極めることが大切です。
コール演出のタイミングは誰が決める?
コール演出は場を盛り上げる大切な要素ですが、タイミングを誤ると場が崩れる原因にもなります。
基本的にはホストとスタッフが連携して判断し、店舗ごとに「入店時」「乾杯時」「イベントのピーク」など演出ルールを決めておくとスムーズです。
ホストが独断で仕切るのではなく、店舗全体で統一感を持たせることで演出の質も安定し、顧客満足度も高められます。
高額ボトルの在庫・仕入れはどう管理する?
ルイ13世やヘネシー・リシャールといった高額ボトルは在庫リスクが大きいため、常備するよりも「予約制・取り寄せ制」で対応するのが現実的です。
仕入れは必ずスタッフや仕入れ担当と連携し、売掛リスクを避けるために管理体制を明確化することが重要です。
予約が入った時点で責任者ラインに確認する仕組みを整えておけば、在庫不足や仕入れミスによる機会損失を防げます。
ノンアル需要にどう対応する?
最近では「お酒が苦手」「体調が心配」という姫向けに、ノンアル対応を求める声があります。
その代表例が、宝石のようなデザインで中身が高級ミネラルウォーターの「フィリコ」です。
飲まなくても演出を楽しめるため、顧客層の幅を広げられるアイテムといえます。店舗側は「ノンアルの飾りボトルもあります」と打ち出しておくと安心感につながり、ホストは「今日はノンアルで飾りボトルだけ楽しもう」といったフレーズで提案するとスムーズです。
飾りボトルよりもリーズナブルな「オリシャン」もホストにおすすめ
飾りボトルより提案しやすい中価格帯のボトルをつくるなら、オリシャンがおすすめです。
オリシャンとは、店舗限定のシャンパンのことです。お店の名前やロゴが入ったものやキャストの写真が印刷されたものまで、さまざまなデザインのものが存在します。
料金相場は、3万円前後と少々値は張るものの、飾りボトルよりもリーズナブルな価格帯で提供できます。お客様も注文しやすくなり、結果として売り上げアップにつながるでしょう。